最大9連休が見込めるこの年末年始。海外旅行の予約は前年を上回る勢いで、平均費用は比較可能な1996年以降で過去最高になりそうだ。渡航先は韓国や台湾などアジアが人気で、ハワイ便もほぼ満席という。ただ家計への負担から旅行を控える人も増えている。
JTBによると、年末年始(23日~1月3日)に海外旅行に行く人は推計で52万人。コロナ禍前の2019年と比べると、6割程度にとどまるが、前年より13%増えた。1人当たりの平均費用は前年比6%増の27万3千円で過去最高に。円安や宿泊費の高騰も要因だ。
同社の調査では渡航先の一番人気は韓国で、台湾、欧州、ハワイが続いた。1人当たりの費用では「40万円以上」の回答が最多だったが、5万~20万円未満と回答した人が前年より増えた。
エイチ・アイ・エス(HIS…